「都議会のジョーシキは世界の非ジョーシキ」!? これで「幕引き」なんてとんでもない。

   「都議会ヤジ」問題は、議員一人だけ謝罪にもならない記者会見してすませ、議員も辞職せず、都議会は「産めない」ヤジも追及せずに「幕引き」ですって?これが「都議会(日本の?)ジョーシキ」だとすれば、以下外国特派員協会での反応はどうなのよ、と言いたい。各紙報道を貼り付けておきます。「ドイツなら即刻辞職」「アメリカの若者に日本はこういう国と思われる(いやもう思われてる)」「オリンピックで恥をかく」等々。ついでに塩村都議の発言は「弱々しい。もっと頑張れ」という発言も。都議会女性議員は超党派で集まるそうですが、そう来なくっちゃ。

東京新聞2014年6月25 日 朝刊  
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014062502000133.html    
塩村文夏都議が二十四日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見した。外国の記者などからは「この国で女性がどう扱われているのか反映しているのでは」「(やじを)やった人間が特定できないのは日本にとっても恥だと思う」といった質問が相次いだ。 塩村都議は、やじを受けた十八日の本会議以降の経緯を説明。二十三日に鈴木章浩都議(51)が名乗り出て謝罪したが、他にも複数のやじがあったとして「一人が名乗り出て終わってはいけない。再発防止のためにも名乗り出てもらい、都議会が変わることを望んでいる」と話した。 女性が働く場としての地方議会のあり方を問われると「女性議員は少なく、働きにくい。男性議員のスタンダード(基準)で進むので、男性が思っていることをそのまま発してもいい、という雰囲気。それが間違いの元になっている」と指摘した。     ◇ 会見に出席した海外メディアの記者からは「(やじ問題は)五十年前のような話」との声が上がった。 デンマーク紙のトーマス・デイビッドソン記者は「先進国の日本でこんなことが起きるなんて本当にびっくりした」と驚きを隠さない。二〇二〇年の東京五輪開催で注目を集める中、「日本の恥を世界にさらした」と断じた。 ドイツのジャーナリスト、ジークフリード・クニッテル氏は「ドイツで同じことをやったら議会はストップし、議員は直ちに辞職する。日本社会全体でもっと怒りを示すべきだ」と述べた。

+++++++++++++ 「都議会ヤジ:外国特派員の反応「日本のチャンスが恥に」」http://mainichi.jp/select/news/20140625k0000m040069000c.html 毎日新聞 2014年06月24日 20時18分(最終更新 06月24日 21時43分) 都議会の一般質問で、塩村文夏(あやか)議員(35)が「結婚しないのか」などのヤジを浴びせられた問題で、塩村都議は24日、東京都内の日本外国特派員協会で講演、他のヤジを飛ばした都議も名乗り出るよう訴えた。講演を聴いた海外特派員に、今回の問題はどう映っているのか?【平野美紀/デジタル報道センター、和田浩幸】 デンマーク紙「ユランズ・ポステン」のトーマス・ホイ・デイビッドソン記者は「世界で日本は、経済的にも民主主義国家としても、EUや米国に並びトップクラスなのに、日本の女性蔑視はとてもひどい。今回のヤジには本当に驚いた」と話す。 デンマークをはじめスカンディナビア各国は、男女平等が当たり前。それ故に、デイビッドソン記者は「(軽い気持ちから言ったという)鈴木都議の言葉は許せない」と憤慨する。 デンマークで同様のヤジを飛ばせば、「議長がすぐ発言者を特定し、名前を明らかにするから、発言者の議員生命は終わるだろう」とデイビッドソン記者は説明。「今回のヤジの内容は問題だが、より大きな問題は、都議会が『他のヤジの主は知らない』と隠していること」と指摘した。 2020年の東京五輪に関しても「五輪で世界の注目が集まっている中でのヤジ問題は大きな恥だ。日本にとってチャンスが恥に変わった」と見ている。 また、ハンガリーの雑誌やウェブに記事を書いているフリージャーナリスト、ユハス・アレクサンドラ・サンディーさん(33)は「ハンガリーでは男女平等で、こういう女性蔑視問題はおきない」と話す。ハンガリー向け記事では、事実経過を伝えた上で「日本(の男女平等政策)は少し遅れている」と書いた。 他のヤジを飛ばした人が名乗り出ないことには「日本人男性は自分たちが女性より強く、自分が一番偉いと思っている人が多い。本当に強いなら、隠れずに名乗り出るべきだと思う。武士の心で『私だった』と手を挙げて」と期待を込めた。 さらに、塩村文夏議員の外国特派員協会での講演には「発言が弱々しく感じた。せっかくもらった(不平等を是正する)チャンス。もう少し気持ちを強く持って闘ってほしい」とエールを送った。 また、米国のフリージャーナリスト、久保アンジェラ絵梨香さんは「米国の若者に『日本はこういう国なんだ』と受け止められている」と指摘し、「女性への対応を考え直さないと、日本は悪い国だと勘違いされてしまう」と懸念を示した。 今回のヤジ問題を「非常に侮辱的なこと」と話すフランスRTL放送の特派員、ジョエル・ルジャンドル・小泉さんは「フランスでも政治家はとても保守的だ」と前置きした上で「日本人男性は時々、女性への接し方で思い上がっていると思う。特に政治の世界において、日本人男性は卑劣だ」と厳しく断じた。 女性差別については「私の上司は女性だが、何の問題もない。日本社会はいまだに女性の立場をきちんと扱っていない。日本人男性が変われば、日本の社会が変わる。政治も文化も生活も、全てが変わる」と話した。

+++++++++++++ 「塩村都議「産めないのか」発言で告訴も 外国特派員協会で108人を前に会見」@ MSN産経2014.6.25 08:17 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140625/lcl14062508170001-n1.htm    東京都議会のセクハラやじ問題で、塩村文夏(あやか)都議(35)が24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。23日に鈴木章浩都議(51)=都議会自民党会派を離脱=が一部のやじを認めたものの、別のやじ発言者は不明のままで、このまま名乗り出ない場合、名誉毀損(きそん)罪などで告訴する考えを示した。(サンケイスポーツ) 108人の外国メディアが出席した会見。その中で、男性ジャーナリストから名誉毀損罪や侮辱罪での告訴を考えているか問われ、塩村氏は「(発言者は)1人ではなかったので、名乗り出てきてほしい」とした上で「(法的対応を)排除はしない。最終手段と思っている」とし、名乗り出てこない場合には告訴も辞さない考えを示した。 やじについては「早く結婚しろ」と発言した鈴木氏のほか、「子供を産めないのか」などがあったと指摘されている。 会見は約1時間に及び、デンマーク紙の記者は「日本でこんなことが起きるなんてびっくりした。50年前の話かと思った」と話した。ドイツのジャーナリストは「ドイツで同じことをやったら議会はストップし、議員は直ちに辞職する」と指摘。やじの波紋は世界に広がっている。 ++++++++++++++

 そこで一言。わたしは2001年に当時の石原慎太郎都知事が「(生殖能力がなくなった)年とった女は有害」といういわゆる「ババア発言」をしたとき、発言の撤回と謝罪を求めて起こした裁判の原告(最終的に131人)になりました。裁判の記録は『131人の女たちの告発―石原都知事の「ババア発言」裁判から見えてきたもの』(明石書店2005)にありますから、読んでください。裁判の一つの困難は、「石原差別発言」で女性が人権侵害をこうむったことは日弁連の報告書でも明らかにされましたが、「直接原告に向かっていったわけではないから当事者の資格がない」というリクツでした。わたしたちは「陳述書」を提出して「この発言は(りっぱな「ババア」である)自分自身に向けられた差別発言である」ことを主張しました(わたしの陳述書も上記の本に入っています。今読むとわれながらオモシロイ)。

  結局裁判では勝てませんでした。しかし「公人」である都知事として許し難い発言であるということは裁判でも認めざるを得なかったのです。その後活動は「石原都知事の女性差別発言を許さず、公人による性差別をなくす会」として継承され、今回の「都議会ヤジ」問題でも都議会議員にアンケートを出すなどの活動をしています。ご参考までに。    http://mndds.pairsite.com/koujinseisabetsu/

 というわけで塩村都議は、明確に「特定人物に向けられたヤジ」で人権侵害されたのですから、裁判すれば勝つと思いますよ。「告訴も辞さない」とおっしゃったのは立派だと思う。「弱々しかった」などと言われないように、がんばってください。

広告
カテゴリー: Uncategorized パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中