小森陽一さんと「漱石の女性観」を議論!?

大船渡訪問記はまだまだあるのですが、12日に帰ってきてから次々に「大事件」が発生、その顛末を一言挿入いたします。

何といってもその一つは、13日におなじみ源川瑠々子さんに招かれて、インターネットラジオ「ブルーレディオ・ドットコム」に出演したことです。2月公演の「静―もうひとつの、こころ」が好評のうちに終わったのを受けて、なんと漱石研究の第一人者小森陽一さんのお相手に指名されたのです。小森さんは以前らいてうの会でも講演していただき、会員一同大ファンになった方です。おまけに漱石が最初に「吾輩は猫である」を掲載した俳誌『ホトトギス』の編集長稲畑廣太郎(虚子の曾孫)さんや、「漱石山房」理事長の近藤祐司さん等がお出ましとあっては、わたしなんぞ「刺身のツマ」のはずでしたが…。

当日おそろいのみなさん

当日おそろいのみなさん

それなのに、あつかましくも塩原事件が大スキャンダルになったとき、漱石が「森田と明(らいてうの戸籍名)を結婚させれば丸く収まる」と平塚家のお父さんにお使いを出し、父親定二郎氏に「そんなことは本人に直接聞いてください」とはねつけられたうえ、らいてう自身もあきれ返って言下に「結婚などしません」と拒絶、漱石をぎゃふんと言わせたという「伝説」を紹介、しかも漱石とらいてうは、近代日本の「上滑りの開化」を批判して「わたしはわたし」という「個人主義」を唱えたという点で共通していたという説までしゃべったのですから、「ナントカ蛇に怖じず」のたぐいです。聴いてみるともごもごと自信なさそうな口ぶりで、はずかしい極みでした。でも、さすが小森さん。それを「虞美人草」から「三四郎」、そして「こころ」から「明暗」まで、漱石の小説に登場する女性像の変化に結びつけて解説してくださり、「救われた」次第です。

この放送は、パソコンで下記をクリックすると聞けるはずです。わたしの部分は聴いてほしくないけど、他のお三人さまに敬意を表して紹介します。

ブルーレディオ・ドットコム 源川瑠々子の『星空の歌』

春休みスペシャル対談 ~ 漱石の女性観と女性活動家たち ~

パーソナリティ : 源川瑠々子(みながわるるこ)

https://www.blue-radio.com/program/ex/

■ 配信日

第1週 2015年 3月16日(月)20時 更新 《3/16(月)20時~ 3/23(月) 20時までの1週間》

第2週       3月23日(月)20時 更新  《3/23(月)20時~ 3/30(月) 20時までの1週間》

第3週       3月30日(月)20時 更新  《3/30(月)20時~ 4/  2(月) 20時までの1週間》

言い訳―わたしが「静」を観るまで「こころ」を読まなかったみたいに言ってしまったけれど、そりゃあ高校の頃読んだのですよ。だけど「なんでこれが教科書にも出てくる国民的文学なのさ」と反発して熱心に読まなかったのです。らいてうをやらなかったら、それで終わりだったかもしれない…。「静」のおかげで「読み直しですね」と小森さんにからかわれました。

「静―もうひとつの、こころ」チラシ

「静―もうひとつの、こころ」チラシ

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