「松崎煎餅」に表彰してもらいたい?―6回目の大船渡訪問番外編

ここで「番外編」をひとつ。今回わたしが持参したのは、お茶のときだす和菓子とはべつに「松崎煎餅」が四季の風物を色絵にして売り出す「瓦せんべい」です。

去年は7月に「夏バージョン」を持っていき、金魚や花火、風鈴などの絵が描かれているのを楽しんでいただきまし今回は「春は弥生」の春バージョンです。さくら、チューリップ、小鳥、てんとう虫、クローバーと色とりどり、みなさん喜んで、子どものように隣の人と絵を見せあいっこ。秋になると定番のお月見や菊があり、冬は雪うさぎやクリスマスツリーまで出てきます。好評で、数が足りなくなるので、こんどは段ボールで送るか、と思案中です。

ほんとうは12種類あるのですが、配る前に撮るのを忘れたので…。

ほんとうは12種類あるのですが、配る前に撮るのを忘れたので…。

じつはこの松崎煎餅、創業は江戸時代で、平塚らいてうが明治20年代の幼いころ、おばあちゃんによく買ってもらったといういわれがあるのです。今とはちがい、そのころは「天狗の羽うちわ」などという大きなものもあったそうです。それでわたしのお土産はもっぱらこれで、松崎煎餅に表彰してもらいたいくらい愛用しています。大量注文なら好みの絵柄でつくってくれるらしいので、来年らいてうの家10周年記念にどうかと思うのですが、じつは消費税のあおりで値段が高くなってしまい、財政難のらいてうの会では無理かもね…。

カテゴリー: Uncategorized パーマリンク

コメントを残す