中央公聴会(15日)の松井さんと奥田さんの意見を聞いて

「戦争法案」をめぐって国会情勢は緊迫しています。いったい15日に公聴会、16日に地方公聴会をやって、その日のうちに特別委員会採決を予定するとはなにごとか。「審議が100時間になったからいい」などというが、内容はもうめちゃくちゃ。政府答弁はぽろぽろ変わるし、安倍首相はまたしてもヤジを飛ばすし、何よりも公聴会を開いても意見を聞くためではなく「かたち」だけということをこれほどあけすけにやるとは、「国民の理解がなくても構わない」という態度がみえみえです。これをファシズムと言わないでなんというのでしょう。8月30日の経験でもう行くのはやめようと思ったのですが、やっぱり国会前でデモするほかないか。大江健三郎氏も出て行ったそうだし…。

その前に、昨日の公聴会「公述人」の発言についての感想を一言。全部ライブで聞く余裕はなかったのでネットの報道と今朝の新聞を参考にしましたが、印象に残ったのは。松井芳郎さんが、集団的自衛権行使は憲法違反だと断じたうえで集団的自衛権は、先進国が海外の帝国主義的な権益を守るために考え出された概念だ」と指摘した点です。このブログでも何回か取り上げましたが、1928年のパリ不戦条約が「戦争違法化」の原則を提起したにもかかわらず、戦争の定義が明確でないのをいいことに日本は(これを条件付きで承認したのに)満州事変を始めてしまい、中国への全面侵略戦争へとつっぱしったことは周知の事実ですが、松井さんはその反省の上に生まれたはずの国際連合が国連憲章で「集団的自衛権」を認めたことを含めて国際法の現在の欠陥を正す方向を憲法の立場から追求すること」を提起しているからです。これは11月29日にわが「らいてうの会」が開く講演会「戦争しないで平和をつくる道」に松井さんをお招きするのですが、そのために寄せてくださった文章の一部です。東京エデュカス(JR四ツ谷駅または東京メトロ麹町駅下車)午後1時半開会です。なんと時宜にかなったことでしょう、と自画自賛しつつ、松井さんにエールを送りました。

松井芳郎講演会チラシ

松井芳郎講演会チラシ

もう一つは、SEALDsの奥田愛基さんの「一人の個として」自分で考え行動することを繰り返した訴えです。居眠りしている議員もいたそうですが、彼はそういう政治家に向かって「どうか政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の『個』であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って孤独に思考し、判断し、行動してください。/みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります」と。これは、反対運動するわたしたちも耳を傾けるに値する発言だと思いますね。

55年前の「60年安保」のとき、わたしは働いていて職場の組合から毎日のように国会前のデモに出て行きました。それも動員がかかって行ったのではなく自発的でしたが、行く先には組織があって旗も立っていました。今はどこにも所属せず「たった一人」です。それでも意思表示をしたいとよろめきながら出て行き、こうやってブログを書いています。「わたしがわたしあること」のあかしのためです。今夜出て行くか?体調をにらみつつ迷っています。明日になったら報告しますね。

広告
カテゴリー: Uncategorized パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中