関西経済連の三権分立も無視した「一地裁が」発言を放置してはならない 

 

「石が流れて木の葉が沈む」「無理が通れば道理引っ込む」―昔の庶民はこういう言い方で「理不尽」に抵抗しました。今、わたしたちは何と言ったらいいのでしょうか。

関西経済連合会の記者会見で、角副会長が「なぜ一地裁の裁判官によって、(原発を活用する)国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか」と発言したというニュースです。「こういうことができないよう、速やかな法改正をのぞむ」というのですから、裁判なんてなくてもいいというわけでしょう。さすがに朝日新聞の「天声人語」(3月19日付)が、「裁判官の『独立』を定めた憲法76条に留意すれば、見下すかのような「一地裁」という言葉は出なかったろう」と批判しました。以下朝日デジタルの記事を引用。

朝日新聞デジタル版2016年3月17日付
角副会長は17日、関経連の記者会見で「憤りを超えて怒りを覚えます」と切り出した。「なぜ一地裁の裁判官によって、(原発を活用する)国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか」と述べ、「こういうことができないよう、速やかな法改正をのぞむ」と訴えた。再稼働で電気料金が値下げされると、鉄道事業の電気代が年5億円安くなるとみていたという。
森会長も同じ会見で、「値下げができなくなったことが関西経済に与える影響は小さくないと考えており、一日も早く不当な決定を取り消していただかなければならない」と話した。
沖原隆宗副会長(三菱東京UFJ銀行特別顧問)も「理解できない」とし、佐藤広士副会長(神戸製鋼所会長)も「(大津地裁のように)裁判がいろんなところで次々に起こり、電気の安定供給に不安が出てくるのではないかと懸念している」と話した。(諏訪和仁) 引用終り。

18日夜の報道ステーションは「(世界で最も民主的と言われた)ドイツのワイマール憲法のもとで、なぜナチス独裁政権が生まれたか」というテーマに挑戦、古舘伊知郎キャスターの熱演?とリアルな映像を駆使した報道姿勢が評判になりました。それは、明日の日本を暗示するような恐ろしさをはらんでいます(その古舘サンはもう降りるのですが)。以下の動画で観られるかも。

http://www.youtube.com/watch?v=3Kw0uuflXdc

まさかナチスのような事態は起こらないだろう、などとは言っていられません。80年前の日本人だって戦争の惨禍がどこまでひろがるか予測できなかったに違いないのです。高校教科書だって検定が終わってみれば「政府の意図をおもんばかる記述」が広がっています。「知らないうちに」国が独裁国家になっている、そのとき「自分は知らなかった」ですみますか?関西経済連の傲岸不遜を放置しておいていいか?出かける前に一言。

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