「介護探検ツアー」の一日―「テンミリオンハウス」と「介護付き老人ホーム」訪問記

10月15日。仕事を放りだしてまず昼前に近くの「テンミリオンハウス くるみの木」へ。これは武蔵野市が助成して地域に誕生した高齢者の「居場所」です(10月6日付参照)。今日はそこの「お祭り」と聞いて行ってみました。「ガーデンパーティ」と銘打って、お庭にテントが出ています。さっそく200円の焼きそばをゲットしました。テラスでは利用者のみなさんのコーラスやハンドベルの演奏も。なぜか女性が圧倒的に多いのですねえ。

「くるみ祭」会場

「くるみ祭」会場

賑やかなお庭

賑やかなお庭

受付で聞いていて分かったのですが、ここは介護保険が適用される「デイサービス」施設ではなく、だれでも利用できるのだそうです。当分介護認定されそうもないわたしにとっては期待値大です。お昼だけ食べに来てもいいし(ランチ600円)、コーラスや手芸を楽しみに来るときも「利用料200円」だそうです。予定表を見たら月2回「ヨガ」もやるとありました。いいなあ。市が1000万円補助するから「テンミリオンハウス」なのですが、それでもこれだけの事業をやるのは大変です。気がついたのですが、向かいの庭付きのおうちには「くるみ祭臨時駐車場」という貼り紙があって、地域の協力体制もあることがわかりました。例の「子ども食堂」も11月からは月2回やるそうです。地域にこういう取り組みがあることに感動。

お向かいのおうちに貼り紙

お向かいのおうちに貼り紙

 

 

 

 

 

 

ビールと焼きとりにも挑戦してみたかったけれど、これから行くところがあるので失礼して三鷹駅へ。ここからバスで「介護付き老人ホーム」を訪ねました。そこは姉が関心を持っていた施設で、「デンマークINN 深大寺」と言います。なぜ関心があったかというと、亡き弟が元気なころボランティアに行っていた施設と同じ系列で、創設者がデンマークの福祉政策に共鳴してつくったいくつかの老人ホームの一つだき聞かされていたからです。姉の住む新宿区にもあるのですがそこは「要介護」でないと入れてもらえない。ここは「要支援」でもOKなのです。但し今は「満員」らしい。それでも資料だけもと思い、今日は定例のコンサートがあると聞いて行ってみたのです。三鷹駅からバスで10分もかからないとあったのですが、バス停を下りてから道に迷い20分以上歩いてたどり着きました。帰りは10分くらいで済みましたが、おかげで今日の万歩計は8000歩以上になり、「まだ歩ける」とは思ったものの、くたびれました。

デンマークINN 深大寺

デンマークINN 深大寺

それでも早く着いたので受付に頼むと、気持ちよく資料を渡してくれ、ちょっとだけでもと居室も見せてもらえました。約18㎡という広さはどこでも同じですが、「電動ベッド、ソファ、ミニ冷蔵庫」などの設備が備え付けられているので、身の回りの物をもって入所できるところが気に入りました。但し「介護付き」ですからキッチンとバスタブはなし。そこが思案のしどころなのですねえ。姉は今自分で3食つくって食べる意欲が薄れていますが、さりとて3度のご飯を全部あてがいぶちでいただくのは気が進まない。せめてミニキッチンが欲しいというのですが、それは「自立型」です。ここだけでなく「老人ホーム」の居室には、「自立型」と「介護付き」のあいだに厳然とした区分があるらしい。もちろん建物も職員のみなさんの応対も気持ちよく、好感が持てました。でも、今は満杯なのです。申し込んでおけば「空きが出た時お知らせします」といわれて、「では相談してきます」と引き下がりました。

メインのコンサートはどうしたかって?ピアノ(石川和男)とオーボエ(秋山美子)の組み合わせで、本格的でした。曲目は「魔女の宅急便」や「蘇州夜曲」などポピュラーなものもいっぱい、でもショパンのスケルツォ第2番のピアノソロやドニゼッティのオーボエソナタもよかったなあ。ティータイムに熱いコーヒーとなぜかおまんじゅうが出て、参加費ともで500円でした。

コンサート風景

コンサート風景

帰りは順調にバス停まで歩き、夕飯の支度には間に合ったのですがくたびれてしまい、ご飯の後片づけもそこそこにベッドにひっくり返って寝てしまいました。夜中の3時頃目が覚め、忘れないうちに、と報告を書いています。

感想―もしわたしがもっと年取っても自分で歩ける程度に健康ならば、自宅で介護認定してもらい、「くるみの木」でお昼を食べさせてもらって(昼ご飯をちゃんと食べれば夕飯は軽くてもOK)、ヨガにも通えるだけ通い、「子ども食堂」にも少しだけ応援してあとは好き勝手に暮らしたい。武蔵野市では市独自の「お弁当配達」サービスもあるのです。でも、姉だってそう思って今日まで来たのです。そして実際に体が思うようにならなくなったとき「自宅で」と思っても、「家族」のサポートがないとやっていけない。だから「施設へ」となるのです。姉を行き届いた施設に送り出すことがいいのか、「在宅」で頑張ってもらうのがいいか、それは本人の意志ですから強制はできませんが、迷うところです。

これは他人ごとではなく、「明日は我が身」なのです。わたしはだんだん「決心」がつきそうな気がしています。今年中はらいてう生誕130年でシンポもあり、「ゴールドシアター」もあるから、ともかく全力疾走するほかない。けれども来年以降はもう「オワリ」にしよう。元気が残っていたら姉の面倒を見、つれあいが一緒にいる間は「相互扶助」に徹して暮し、でも二人ともいいかげんで見切りがついたら施設へいこう。「らいてうを書きたい」という「わたしのゆめ」は封印するほかないと思う。この世に未練があると、死んでから化けて出ますかねえ。

追記 会場では「ここでは農園もやっています」という触れ込みで、野菜の即売会。「創造農園」生産の万願寺とうがらしと大きな赤パプリカをお土産にし、とうがらしは早速夕飯の時焼いて素じょう油でいただきました。

「想像農園」の万願寺とうがらしと赤パプリカ。これで220円。

「創造農園」の万願寺とうがらしと赤パプリカ。これで220円。

「ここでつくった野菜」即売会!

「ここでつくった野菜」即売会!

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