「松川資料」ユネスコ世界記憶遺産登録申請、国内委員会で「推薦せず」

7月23日に、「松川資料を世界記憶遺産に」という講演会に行ったばかりなのに、今日の新聞記事を見てオドロキました。日本ユネスコ国内委員会は28日、「2018年に登録をめざす申請のあった3件(「松川資料」のほか、「伊能忠敬測量記録・地図」と「画家可能辰夫の呼吸平和の提言 フィリピン日本人戦犯赦免に関わる運動記録」)のいずれも選考基準を満たさないと判断、推薦しないことを決定した」というのです(毎日新聞7月29日朝刊)。

記事を読んで初めて知ったのですが、今回の申請は「アジア太平洋地域版」の国内公募によるもので、世界記憶遺産(「世界の記憶」)にはユネスコ本部の認定で「アンネの日記」などが登録されている世界版と、各地域委員会が認定する地域版があるのだそうです。日本で最初に「世界記憶遺産」に登録されたのは筑豊炭鉱の労働のじっさいを描き続けた炭鉱労働者山本作兵衛の絵でした。アジア太平洋地域版には、水平社博物館(奈良県)が申請した部落解放運動の資料が、昨年日本から初めて登録されたということです(日経新聞7月29日付)。国内委員会はどんな審査をしたか公表していませんが、松川事件とその裁判、「全員無罪」をかちとった「松川運動」の記録は「世界の記憶」にとどめる価値があると思います。今回推薦されなかったとしても、再度基準を満たす申請をして国内委員会は認めるようにしてほしい。

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