姉が「自立生活」に挑戦ちゅう。  18.10.14

10月7日、姉が2か月半ぶりに自宅に帰ってきました。7月に自宅で動けなくなり救急入院、約1カ月後に退院したものの自宅での一人暮らしは困難というので、そのままこれまでお世話になっていた「自立支援多機能施設(いわゆる老人ホームではない)」のショートステイに直行、結局10月初めまで「ロングステイ」させてもらいました。このあいだにかかりつけの診療所の先生にみて頂いたところ「一人暮らしはもう無理だから、介護付き老人ホームをさがしたほうがいい」とのご助言。姉も「そうします」と決心したのですが、1カ月余りショートステイで暮らしている間に、施設の方が献身的に面倒を見てくれ、一番問題だったひとりでトイレに行くことができるようになったのです。しかし食事の用意ができません。それでも姉は「うちに帰る」と言い、ケアマネさんが「週3回デイサービスに来てお風呂にも入り、昼と夜の食事をして帰る。後の3日はヘルパーを派遣して買い物や食事の支度を準備。夕方は安否確認電話をする。日曜は既存のレトルトパックや冷凍食品を組み合わせて過ごす」というプランを提案。わたしは心配でしたが、本人がそれでやるというのですから、「ダメ」と決めつけるわけにいかない。

というわけで7日はいっしょにショートスティから自宅に同行、万一の用意にパンなど買いこみ、帰宅しました。冷蔵庫は空っぽにして入院したので、お昼はパンで済ませましたが、とりあえず最低必要なものは買わねばなりません。日曜ですから今夜のご飯をどうするか。「ここで暮らすと言うなら、今夜のご飯から自分で才覚するのよ。どうする?」と突っ放したところ、「生協に買いものに行くならあそこのできたてのアジフライが食べたいから買ってきて。ご飯は自分で炊くから」というのです。

ふーん、その気ならやっていただきましょう、といちばん近い生協のお店に行き、まだ温かいアジフライとクリームコロッケ、千切りキャベツ(生協のはけっこうおいしい)とトマトなどの野菜、それに味噌汁もつくるというので、「タニタ食堂の減塩味噌」と豆腐、ネギなどを買い込み、朝はパン食だと思うので牛乳やハムも買って、いつも愛用のみたらし団子などには目もくれず帰りました。2か月以上「上げ膳据え膳」で暮らしてきた姉が、キッチンに立てるのでしょうか。ベッドの布団も夏用だったので、とりあえず薄手の掛け布団を引っ張り出し、「今度安い羽毛布団を買って来るからね」と言い置いて「今夜電話するよ」と別れました。ほんとは夕食をつくってやればよかったのかもしれませんが、ここはオニになってみたしだい。帰りに安売りのお店に行って羽毛布団を買い、配達してもらおうと思ったら「1週間後になります」と言われ、それでは明後日あたりから冷え込むのに間に合わない、と思ってもって帰りました。これをまた届けに行かねば。

その夜、しつこいかなと思ったけれど電話しました。なかなか出ないのは電話口まで歩いてくるのに時間がかかるからです。「子機があるでしょ?」と言ったら充電器を差し込むコンセントが遠くて届かない。携帯は入院中も何べんもかけたけど、そもそも通話の仕方が不慣れで声が聞こえないとか言って放り出してあります。やっと電話に出て「ご飯もたいたし、みそ汁もつくったし、ちゃんと食べたよ」と威張っています。「優っくり村(施設の名前)のヘルパーさんが夕方様子を見に来てくれた」とも。思わず電話口の前で拍手してしまった。翌日はわたしが茅野のメガソーラーシンポジウムに行くので姉のところには行けません。つれあいが「オレがもって行ってやるよ」と言いだしてくれたので感謝感激。

それから1週間。姉は施設の援助を受けながら、なんとかひとりで暮らしています。13日の土曜日に、うちでつくったクリご飯(むき栗がなかったので生栗を買い、皮をむくのがたいへんだったけどおいしくできたので)と、セブンイレブンンの「黄金のハンバーグ」というパックが日持ちもしてまあまあおいしいので、それと電話の子機を近くに置くための延長コードを届けに行きました。前日「足が痛い」というのでかかりつけの診療所に行って痛み止めをもらい、でもそれを飲むと便秘しちゃうと言うので下剤ももらってきた(もちろん施設の車で行き、弟が付き添いました)というから心配になったのです。

姉は「イタイイタイ」と言いながら、「だけどここでがんばらないと暮らせないものね。ひとりでやってみる」と宣言。その気力だけでも前向きになってくれたことを良しとしたい。サポートしてくれる施設があってこその話です。いつまで頑張れるかわかりませんが、本人がそういう気持ちになったことを大事にしたい。とはいうものの、タクシー代をケチって駅から彼女の自宅まで歩いたら結構くたびれ、夜バタンキューと寝てしまったのはこっちのほうでありました。「明日は我が身」だもんね。

 

カテゴリー: Uncategorized パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中