WAN企画「ミニコミに学ぶ」シリーズのお知らせ  

WAN(ウィメンズアクションネットワーク)の企画で下記のようなイベントが開かれます。戦後女性史の分野では「古典」扱いの『銃後史ノート』を刊行してきたのは加納実紀代さんたちですが、戦時下の女性たちが、どのように「銃後の女」として「国策」に取り込まれて行ったか、資料と証言で解明を試みたミニコミ誌です。詳細は下記の通り。わたしもミニコミ図書館にかかわったご縁で閉会の時に一言挨拶するらしく(チラシには出ていませんが)戦後女性史研究の一大テーマである「女性の戦争責任」をめぐる議論を改めて考えたいと思っています。

タイトルの「孫世代が出会う」というキャッチフレーズについてはいくらかモメましたが、戦後73年目に入り、現在の政治状況を憂えるじいちゃんばあちゃんの立場と言うだけでなく、世代はもう完全「孫」を通り越して「ヒマゴ世代」の立場から考えようという趣旨です。先日、沖縄の「チビチリガマ」を荒らした不届きな少年たちがいましたが、彼らへの批判とともに、「戦争体験が継承されていなかった」ことへの衝撃の声もありました。ましてや「慰安婦は商売」とか「南京大虐殺はなかった」とか、日本の戦争責任を「ないこと」にしようという政権の動きを見ていたら「風化させてはならない」経験の継承は不可欠です。問題は「どう」継承するかなのです。今回は作家の川上未映子さん、漫画家の小林エリカさん、元SEALD’sの福田和香子さんと、若い世代が銃後史ノートを読んで率直な意見を述べてくださるそうで、新しい可能性を期待しています。どうぞご参加を。

シリーズ・ミニコミに学ぶ―「銃後史ノート」トークイベント

 こうして戦争は始まる―孫世代が出会う「銃後の女たち」

日時:2017年11月11日(土)13:30~17:00
場所:上智大学2号館401教室
定員:200名
対象者:テーマに関心のある方
参加費用:1000円(WAN会員は資料代500円)
申込み:uenoseminar@wan.or.jp へメールで申し込み (タイトルを「銃後史ノートに参加希望」とし本文に氏名・連絡先・WAN会員の有無明記のこと)
定員になり次第終了

話者:
・加納実紀代さん
(「銃後史ノート」編集同人、女性史研究者)
・むらき数子さん
(「銃後史ノート」編集同人、ミニコミ「むらき数子情報ファイル」発信)
・佐藤文香さん
(ジェンダー研究者、一橋大学教授)

トーク(読者):
・川上未映子さん 作家
・小林エリカさん 作家、漫画家
・福田和香子さん 元SEALDs

コーディネータ:上野千鶴子さん(WAN理事長)
主催:認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク ミニコミ図書館+WAN上野ゼミ
共催:上智大学蘭科研

11.11イベントのチラシ

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今年NHKの「女性と戦争」めぐるドキュメント放送案内(再放送含む)

この夏NHKテレビの戦争ドキュメントは力作ぞろいでした。「インパール作戦」や「731部隊」などもそうですが、女性ディレクターによる「戦争と女性」を問う作品が評判でした。10月には新しいドキュメントも出てきます。再放送もあるので、見逃した方はぜひ。以下に一覧をつけておきます。

☆10月7日(土)23時~EテレETV特集(再放送)再々放送10月12日(木)午前0時~(11日(水)深夜)

「告白~満蒙開拓団の女たち~」(8月5日放送)
戦前、岐阜県の山間地から旧満州・陶頼(とうらい)昭(しょう)に入植した650人の黒
川開拓団。
敗戦直後、現地の住民からの襲撃に遭い、集団自決寸前に追い込まれた。
その時、開拓団が頼ったのは、侵攻してきたソ連軍。彼らに護衛してもらうかわり
に、15人の未婚女性がソ連兵らを接待した。
戦後70年が過ぎ、打ち明けることがためらわれてきた事実を公表した女性たち。
その言葉をいま、人々はどう受け止めるのか。
(語り 余貴美子 担当 名古屋局 川恵実・夫馬直美)
☆10月8日(日) NHK(BS1スペシャル)午後10時~11時49分

父を捜して~日系オランダ人 終わらない戦後~」

「日系オランダ人」たちの日本人の父親探しが、戦後72年の今も続いている。太平洋戦争中、日本軍政下のインドネシアで日本軍兵士・軍属と現地の蘭印系女性との間に多くの子どもが生まれた。しかし、終戦後、父は日本に送還され、母子はオランダへ移住した。多くは「日本人の子」であることを長く知らされずにきた。真実を告げられ、父親探しを始めた人々。自らの人生の意味を問う「戦争の落とし子」たちの姿を見つめていく。(語り 大竹しのぶ ディレクター・撮影・編集 金本麻理子)

☆10月9日(月・祝) NHK(BS1スペシャル)午後10時~10時49分 再放送

「偽りの結婚~追いつめられるシリア難民女性~」(6/11放送)
シリア内戦の行方が見えない中、国外に逃れた難民は495万人にのぼる。隣国、ヨ
ルダンでは追い詰められた難民女性の間に児童婚や結婚の名を借りた売春などが横行
し深刻な問題となっている。イスラム教シーア派では合法的とされる慣習である「ム
トア婚」の名の下に、売春が行われているという。番組では、シリア難民女性とヨル
ダン女性協会など救済に乗り出した人々を密着取材。シリア難民女性の過酷な実態を
ヨルダンで見つめる。
(語り 髙橋美鈴 ディレクター 金本麻理子)

 

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「ノーベル賞の平和の精神」―ノーベル文学賞と平和賞に思う

日本のマスコミはノーベル賞というと「日本人は受賞するか?」という話題ばかりで、いささか鼻白む思いです。結局今年は村上春樹さんも受賞せず、マスコミは代わりに文学賞受賞者カズオ・イシグロさんを「長崎出身」と持ち上げて「ウサ晴らし?」。彼自身が日本に特別の思いを持つというのはごく自然として、何でもかんでも「日本」に結びつけなくてもいいのに。

わたしは彼が受賞した感想を述べたという報道のなかで、「ノーベル賞の精神」にふれて「ノーベル賞は常に平和というものを示してきた。国際平和とか人類の進歩とは世界の様々な場所にいるだれもが貢献しうるものだと思う。それが自分にとってのノーベル賞精神と言ったものでしょうか」と語ったということに共感しました(朝日新聞10月6日付夕刊)。ノーベル賞の平和的精神とは「平和賞」だけにあるのではなく、自然科学も社会科学も文学もすべて含むということでしょう。

創始者ノーベルは、ダイナマイトの発明で巨万の富を築いたために「死の商人」と呼ばれたことももあったそうです。それを潔しとせず、私財を投じて「人類のために最大の貢献をした人物に」と平和賞を含む賞を創設したことは知られています。日本でもノーベル物理学賞受賞者湯川秀樹が、「物理学者が核兵器を作ったのだから、物理学者が核廃絶をしなくてはならない」と生涯核兵器禁止を訴え、これに共鳴した平塚らいてうとともに「世界平和アピール7人委員会」を結成、平和運動に加わったことは有名です。

そのノーベル平和賞、今年は核兵器の廃絶などを訴えるNGO(非政府組織)「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」に決まりました。「ICAN(アイキャン)」は今年7月国連で採択された「核兵器禁止条約」実現に力を発揮した組織で(日本などおよそ100カ国の団体が関わっている)、ICAN事務局長は「この受賞は、原爆の生存者である、広島・長崎の被爆者にささげるものだ」と話したそうです。日本政府はたちまち「立場が違う」とコメントを拒んだそうですが、「被爆国日本」をかかげながら、このていたらくは何事ぞ。カズオ・イシグロさんを「日本出身」ともてはやすなら、彼の言葉をこそかみしめるべきだと思う。安倍政権の「大義なき解散」と「安倍より右翼?」と疑われる小池新党には、「これこそ国難」という声が広がっていますが、「核兵器禁止条約に日本政府の参加を」ときっぱり言える野党勢力と市民にみなさんの「共同」こそ「ノーベル賞の精神」にこたえる道ではないのか。

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意地を張ってヨガに行きました。がんばらねば歩けなくなる?

「踵の骨のトゲ」は難問です。先週は歩いても痛いのでへこたれ、ヨガを休みました。ポーズが出来ないほどではないのに気力をなくしたのです。今週もらいてうの家から帰ってきてすぐなので、脳の信号は「行きたくない」と言ってよこし、昨夜は夜中の3時ごろ目が覚めた後、寝ずに原稿を書いたので体も「止めよう」と合図してきます。でもアマノジャクとはこのことですねえ。その信号に猛然と抵抗する気になりました。らいてうの家でもあまり動かず「口先」人間を決め込んでいたのですが、その後まる一日家に閉じこもっていたら、足がふらついて立てなくなりました。

これはあきらかに「筋力低下」です。このまま放っておいたら歩けなくなる!脳に「いくじなし!」と通告し、ギリギリの時間にヨガのジムに駆けこみました。先生に「すみません、足が痛いのでポーズができないかもしれませんが、そのときはパスしますから」と申告すると、先生はニッコリ笑って「人と比べない、無理しない、自分のペースで」といつもの言葉を繰り返し、「わたしも今日は足を痛めているの。正座できないからね」とおっしゃるではありませんか。「えーっ?」と絶句してしまいました。足元がほんのちょっと高さが違うことに気づかず膝を打ち、「お皿が割れたかと思ったけれどだいじょうぶだった」とか。それなのに手足を伸ばしてすらりと立つところはまったく故障を感じさせません。

それにつられてわたしも最低のプログラムだけは何とかクリアすることができました。終わった時の充実感は普段のときよりはるかに深く、こころなしか足の痛みも薄れたような気が。それでは「明日も歩くゾ」。

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「天然酵母パン」のお店「ここね」がみかづき子ども食堂に協力中 

わたしがひいきにしている天然酵母のパンは、住宅街の庭先にできた小さなお店で焼いています。お店の名前は「ここね」。週に3日のみ開店で、天然酵母のパンは2週間に3回だけ売るのです。カレンダーに印をつけて買いに行くのですが、出かけてしまうとアウト。夕方には売り切れることもあるので、電話で「とっておいてね」と頼みます。

昨日が売り出し日なので買いに行ったら、毎月予定を知らせてくださる「ここね便り」に「みかづき子ども食堂」のことが出ていました。「あら、お宅も子ども食堂にご縁が出来たの?」と聞いたら「ええ、時どきパンが残ったときに持って行ったりね」ですって。それはすばらしい。このブログでも紹介したことがありますが、ここでは食パンやマフィンだけではなくあんぱんやチーズパン、季節に応じて「節分の鬼パン」だの「猫パン祭り」だのとにぎやかです。わたしだって時には欲しくなるのだから、子どもは大喜びだろうなあ。「ここね」のホームページは http://kokone.capoo.jp です。

「ここね便り」10月3日号

そこで、今日はは久しぶりに子ども食堂をのぞきに行きました。9月は忙しかったのと、じつは第一、第三水曜日というのをまちがえてしまい、行けなかったのです。2か月分のカンパを握りしめて5時過ぎに行ってみると、もう子どもたちがいっぱい。例によって「上がって食べて行って」と誘われましたが、昨夜3時頃目が覚めて原稿書きをしていたので睡眠不足。「これから寝るので」と失礼してきました。今夜は中秋の名月(曇りでしたが、雲の切れ目からちょっぴり見えました)。「お月見」のご馳走とあって魅力的だったのですが…。ついでにらいてうの家の宣伝をして「太陽光発電問題」のニュースを渡し、「今度署名用紙を持ってきますから」とお願いしてきました。

10月はお月見特集の「みかづき子ども食堂」

この通りは、生協に買い物に行くときいつも通る道ですが、「ここね」から少しおいて「日赤保育園」があり、その隣がテンミリオンハウス「くるみの木」、そのならびに「みかづき子ども食堂」があるのです。「くるみの木」は10月6・7日に「くるみ祭り」です。去年は焼きそばを食べて、ハンドベルの演奏を聴きました。今年も時間があれば行ってみようかな…。

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「希望の党」は「絶望の党?」―「希望の党政策協定書最新版」を読む 

「立憲民主党」が旗揚げするそうです。それだけでは?と思うけれど、「市民連合」と手をつなぐというからそこに希望が。「希望の党」はもはや「絶望の党」ではないかしらん。マスコミも「安倍VS小池」とか「自民VS希望」などと書くのは止めて、「真の対抗軸」について論じてほしい。それにしても「希望の党政策協定書最新版」が紹介されています。「安保関連法支持」「憲法改悪」などがうたわれ、おまけに「外国人参政権反対」も。ヘイトスピーチを応援しているようなものではないか。東洋経済の論者は「公認してほしければカネを出せ」とか、あまりにも「下品」と書いています。読んで見ましょう。

 

http://toyokeizai.net/articles/-/191422

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9月の書き忘れ―9月は「二人の誕生月」でした。  

もはや「6日のあやめ」ではありますが、9月の末に「じいさんばあさんの誕生月記念」で御馳走を食べに行きました。二人とも9月生まれなのです。ほんとうのことを言うと、博士号を取得したのに職がない娘が今日本で暮らしていて「やらないの」とせっつき、でもそれはつまり親がオゴッてやることになるのですが、彼女としてはもう「どーでもいい」人生になりかけている老親を誘い出すだけでも親孝行になると信じているフシがあるのです。ともかく娘の希望通り「パエリャの美味しい店」を探し、「9月中に行かなくては意味がない」と予定をやりくって月末に出かけました。予約の時なんとなく口走ってしまったのでお店で気配りしてくれ、デザートのお皿にチョコレートでお祝いのメッセージを書いてろうそくまで立ててくれました。お店のなまえは吉祥寺の「ドスガトス」と言います。以下はアルバム。

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しゃれた前菜

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お目当てのパエリャ

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メッセージ入りのデザートにろうそくも

85歳と83歳が未だに老人ホームにも行かず(行けず)、介護保険も申請せず(しても認定されない?)、医者に行って不調を訴えても「加齢現象」とあしらわれて薬も出ないから国保(後期高齢者医療)の赤字防止に貢献し、口先だけは達者なので元気にみられていますが、内実はガタが来ています。「気を付けよう、口先だけと足元に」ですねえ…。

1-2日はらいてうの家で、森のめぐみ講座と称して植樹した森の草刈りと近隣の山道を自然探訪、キノコロップ(お昼のイワナの塩焼きと手づくりキノコ汁、混ぜご飯のお昼はちゃんとゲット)。翌日のキノコ採りの時間は北海道からバスでやってきた訪問客の応対係りだったのでこれもキャンセル。あわれに思った参加者の一人が大きなキノコを分けてくれたのがお土産になりました。帰宅した時ちょうどつれあいがパスタの夕飯を用意しているところだったので、写真を撮る暇もなくニンニクとバターしょうゆで炒めたら天下の珍味でした。山はもう秋たけなわ、カラマツの落葉が始まり、まもなく「金の雨が降る」風景が味わえます。いつまで歩けるだろうか?

らいてうの庭はもう秋の色

森の草刈りの後は「大宴会」

男性陣も交えて、屈強なる草刈り隊の面々

イワナはご覧のとおり最後の1匹を残して完食

太陽光発電予定地には、アザミ、ワレモコウ、リンドウ(見えないが)などがいのちいっぱいに。

 

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