「ロシア侵攻」報道や「街頭カンパ」に惑わされるな、というコメントが届きました。

 昨日わたしが書いたブログにコメントが届きました。わたしは原則としてコメントに直接返信はしません。しかし、今回届いたコメントは、わたしの「真摯な態度」を認めつつ、一つは「受け取っている情報が偏り過ぎているのではと思うのです。ロ(シア)が侵攻した理由、それ以前のウ(クライナ)の状況、欧米、NATOとの関係について、ぜひ、お伝えください」というご批判と、「街頭募金についてですが、多くが詐欺であることをご存じですか」と問い、「カンパをすすめるのは詐欺グループを利することになる」というご忠告でした。私の意見を書きます。

 メディアの報道が「偏っている」ことはわたしも十分意識しています。戦時中の「大本営発表」でウソを信じ込まされた世代ですからね。軍事同盟としてのNATOの役割も少しは知っています。ただ、わたしが言いたかったのは、どんな歴史過程や政治状況があろうとも戦争という暴力によって「子どもをころすな」という一点だけは、どこに向かっても言いまくっていいのではないかということです。カンパもそうですが、わたしが寄付の送り先をウクライナ大使館ではなく「人道支援」に徹している国際NGOを選んだのは、どんな場合でも軍事力行使ではなく「国際世論」を土台に「平和交渉」によって「戦争」をやめさせなくてはならないと思っているからです(それが今はむなしい気がするという声もありますが、けっしてあきらめてはいけない)。チラシを配っていた「市民有志の会」は直接カンパをもとめず、「カンパする方は、こういうところがあります」とユニセフや国境なき医師団などを紹介してありました。募金をしていた日赤奉仕団は、毎年「敬老の日」に市内の高齢者(わが家も該当)に市が配る「お祝」(お茶とかクッキーとか)を持ってきてくれるので知っています。詐欺グループではありません。一般論として「街頭カンパ」のなかにはアヤシイものもあるという意味で、ご意見を紹介しておきますね。

 今はただ「戦争をやめて交渉による平和への道を」という世論と、それに支えられる各国の平和への一致した行動が、「核兵器」使用という恫喝や「極超音速ミサイル」使用などで戦争を繰り広げているロシアを立ち止まらせる道であることを信じて訴えるほかないのではないでしょうか。

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